仕事辞めたいなら辞めなさい!そんなに辛い思いをして働く必要はない!

仕事を辞めたい辛い

仕事を辞めたいと思うほど辛い思いを経験した。こうした時、人はどう行動するだろう、そして他者はどう人を諭すのだろう。

 

多くの方は、辛い思いを味わったあなたに対してこう言うだろう。

 

「辛いと思ったぐらいで仕事を辞めるのなら、いつまで経っても成長できないよ。」

 

「辞めたいと思って逃げてどうするんだ、もう少し頑張れ。」と。

 

しかし本当にそうでしょうか。辛い思いを経験しないと人間の成長はあり得ないのでしょうか。辛い環境から抜ける事は、結果的に逃げる事に繋がるんでしょうか。そもそも、辞めたいという思いまでして仕事をする価値はあるのでしょうか。

 

辛い思いは皆一様ではない

「辛い」と思う事は人それぞれ異なります。これは当然ですね。楽しい、嬉しいと思う事も皆異なれば、嫌い、悲しい、イヤになる気持ちもそれぞれ違うでしょう。

 

あなたに「仕事を辞めるな」と諭す方がいたとして、当然その人も過去の経験で辛い思いをしてきているはずです。しかし、結局どうやったって、あなたの辛い気持ちがその人に分かる事はありません。辛さの度合いだって人それぞれ違うのです。

 

例えば、人間関係に悩んでいて辛い思いをしている人が2人いたとします。その内の1人A君は、辛いと思う度合いの10の内、人間関係の悩みは3ぐらいだと思っている。しかし、もう1人のB君は深刻に捉え、9ぐらいに思いこんでいる。後者の方が相当辛い思いをしているのは自明でしょう。しかし、人は自分の価値基準に従って生きているので、B君の持つ辛さはA君にとってはそれほど大した事はないと思い込んでしまいます。そのため、もしB君が、人間関係を理由に仕事を辞めたいとA君に相談したとしたら、「辞めたいと思ってすぐに辞めるな、もう少し頑張れ」と返されるでしょう。A君にとって人間関係の悩みはそれほど深いものでは無いからです。

 

仕事を辞めたいと思った時こそ自分の決断を信じよう

つまり、他者の価値観から見た「仕事を辞めてはいけない理由」は自分にとって参考になりません。価値基準も判断基準も違うのですから当然です。では何が大切なのか?もちろん、あなたがどれほど辛いと思っているのかの自己基準です。

 

あなたが「辛い」と思った事は、あなたにとって「辛い」事なのです。そのため、他の人との辛さの基準を合わせようとする必要はありません。これは、「仕事を辞めたい」と思った時も同様です。

 

そしてあなたが下す判断、これが大切になります。仕事を辞めたいと思って、実際に辞職した後も続く人生はあなたのものです。他の人の人生の道を歩んでいるわけではないはずです。そして決断を下したからには、とことん自分の考えた事を信じ抜きましょう。仕事を辞めるからと暗い気持ちになる事はありません。むしろ、自分にとってもっと働きやすい環境に、やりがいのある仕事に挑戦する、新しい一歩でもあるのです。明るい気持ちで臨む事が大切でしょう。

 

仕事を辞めたい事=逃げる事ではない

仕事を辞めたいと思うことは逃げることに繋がる。これは単なる先入観です。気にする必要は全くありません。むしろ、仕事を辞めたいと感じたら辞めてやる、これぐらいの気概があっても良いかもしれません。

 

そもそも自分が今いる会社というものも、日本に400万近く存在する企業の、その内の一つの選択肢でしかないのです。それだけ数があれば、企業ごとの雰囲気、社内環境、働き方、ルールに到るまで異なってくるのは当たり前です。400万分の1で自分に最適な会社を見つけるなんて事はほとんど奇跡に近いでしょう。その上で就職をする事というのは、その奇跡にできるだけ近づけようとする行為とも言えます。

 

そしてその400万分の1の企業、今あなたが働いている会社は、あなたにとって本当に重要な存在でしょうか。「私にはこの会社しかない」という方もいるかもしれません。しかし、その様な人が「仕事を辞めたい」という気持ちにはならないでしょう。仕事を辞めたいという気持ちになるという事は、あなたにとってその仕事が魅力に乏しいのです。

 

仕事はパフォーマンス次第で成果が変わります。しかし、辛い気持ちで働いている人が果たして最高のパフォーマンスを披露できるかどうか。もちろん出来ないでしょう。

 

人は伸び伸びと、楽しくやりがいのある環境でこそ能力を発揮できます。「仕事を辞めたい」と思っている人が楽しくやりがいのある環境にいるのかどうかは考えるまでもないでしょう。

 

しかも、そういう恵まれた人の多い職場は活気があり、総じて業績も良い傾向にあります。仕事を辞めたいほど辛い思いをしている社員がいる会社は、組織的に何か問題を抱えていると言わざるをえません。そんな環境の中で「辛いと思ったぐらいで辞めるな」と説くのは責任転嫁以外の何物でもありません。

 

仕事を辞める事は必ず次の仕事に繋がる行為です。つまり、今よりも良い環境を、今よりももっとパフォーマンスを高められる仕事を求める行為なのです。そこには逃げの姿勢より、挑戦の姿勢の方が大いに現れています。「仕事を辞めたい」と思ったのなら辞めれば良い。自信を持って次なる挑戦に挑みましょう。

 

仕事辞めたい